生成AIで有名なChatGPTの無料版と有料版の違い
無料版と有料版があるChatGPT(無料版)に「結局世の中はお金によって得られる情報が変わるのですか」と質問をしたところ、以下の回答がありました。
ChatGPTに慰められました。実際はどうでしょうか。インターリンクの社長が無料版と有料版(月額¥3,000)に同じ質問をして、試してみました。
生成AIで有名なChatGPTの無料版と有料版の違い
ChatGPTの無料版と月額¥3,000(iPhoneアプリで登録した場合)の有料版で、どういう違いがあるか、試してみました。
まずは、実用的な使い方で、
『JAL 東京那覇便の最終便は何時ですか?』です。
無料版
有料版
無料版では日によって違うから自分で調べて、でしたが、有料版では時刻をしっかり答えてくれています。JALのページに行って調べるより、はるかに簡単に答えが出てきて便利ですね。
続いて、ちょっと学術的な話。2024年は米国で素数周期ゼミと呼ばれる、13年で成虫になる蝉、13年蝉と17年で成虫になる17年蝉の大発生が重なる年です。そこで、それらがどのあたりに発生するか、ということで、
『2024年の米国で13年と17年蝉が大量発生するとのことですが、分布図はありますか?』とたずねました。
無料版
有料版
英語だったので、『日本語で』とリクエスト
無料版はゼロ回答に近いものでしたが、有料版では、かなり詳しく答えてくれました。実際に、ChatGPTなしで日本語で検索しても、ここまでの情報は出てきません。とても便利としか言いようがありません。
さて、最後は、村上春樹風の文章にして、というリクエストです。
『スーパー信濃屋で、「とまらんパイ」というお菓子を見つけた。これは、食べ出したら止まらないらしい。キリバスのクリスマス島の塩を使っている。先日、ドメイン島巡りでクリスマス島に行ったので、思わず買ってしまった。という文章を村上春樹風にして。』
無料版
有料版
これは好き嫌いが分かれそうですね。無料版もいい感じです。
いかがでしたでしょうか?結構違うことがおわかりいただけたかな、と思います。Googleで検索して調べる、というのではなく、ChatGPTのような生成AIに聞く、というのがそのうち一般的になりそうです。
ちなみに、とまらんパイはこちらです。