衝撃!ワーケーションの、実はキビシイ現実〜新型鎌倉病か?!
恥ずかしながらブレジャーという言葉を最近になって知りました。business(仕事)+ leisure(余暇)の造語なんですね。なんだワーケーションのことか、と思いましたが、ブレジャーは先に決められた出張予定場所があり、そこで延泊するなどして余暇を楽しむことなので、自分で選んだ旅先で仕事をするワーケーションとは違うようです。ブレジャーは以前より出張の多いビジネスマンは多かれ少なかれ活用したことがありそうですが、ワーケーションとなるとまだまだ敷居が高いのではないでしょうか。
当社はワーケーションができる仕事環境になりましたので、実際に社長自らがワーケーションをして、その理想と現実について、またワーケーションにおける「新型鎌倉病」とは何か、解説しています。
衝撃!ワーケーションの、実はキビシイ現実〜新型鎌倉病か?!
ワーケーション(Work + Vacationの造語)が、テレワークになって実際にできるようになりました。
私も含め、当社社員でもワーケーションをした社員がいますが、事前に考えてたワーケーションと、実際のワーケーションは結構違っているという現実に直面しています(笑)
では、衝撃のワーケーションの事実とはなんでしょう?!
①観光はできない
せっかく観光地に行っても、昼は仕事をしているわけです。18時からどこかへ出かけようにも、京都の寺社仏閣をはじめ、たいていの観光地はその時間には閉まっています。
②旅館の夕食を毎日いただくのは、結構きつい
一泊か二泊なら、温泉旅館のボリュームある食事もいいですが、それ以上になると、私の年齢ではきついです。
③ランチ難民になりやすい
1時間の昼休み中に、土地勘のないところで食事をして戻ってくるのは、時間的にかなりタイトです。旅館などはランチ営業していないこともあります。
④PCや周辺機器が壊れたら大変
幸い、今までこういうことはありませんが、もし、PCや周辺機器が壊れた場合、近くにPCを扱うショップがないと、作業ができなくなります。
さて、売れてる漫画家が、かかりやすい病気『鎌倉病』をご存知でしょうか?
売れてきたので、海のある街、鎌倉で仕事をしたい
↓
せっかくだから豪華な仕事場兼住居をつくる
↓
一年くらいで東京に戻ってしまう
という、鎌倉のような海のある素敵な街に移住して、結局、戻ってきてしまうことを「鎌倉病」と呼びます。
鎌倉は文豪の住まいというイメージがあり、東京までさほど遠くもなく、漫画家が移住するにあたり候補になりやすいのでしょうね。基本、漫画さえ描ければいいので、東京に拠点を置く必要はない、ということもあるでしょう。
せっかく移住しても、アシスタントが来てくれない、夜に作業するような漫画家だと、夜中にあいている店が少なくて困る、などなどの理由で、早々に戻ってきてしまうようです。
下のtweetは、漫画家のうすた京介さんが、鎌倉病にかかり、鎌倉に仕事場兼住居を作ったが、引っ越したので、売りに出したが昨年8月時点で2年半以上売れてない、という内容です。
三井リハウスのページから情報がなくなったので、売れたのかな?と思った方がいましたが、売れてない、とうすた京介さんが返信されています。
漫画家が患いがちな鎌倉病については、こちらが詳しいです。
売れない理由ですが、アシスタント用の靴箱、作業台、ベッドが一般人にはあまりに使いづらいものになっているからと思います。
テレワークをはじめると、
通勤がなくて楽、天国だと思う、約1ヶ月
↓
どこで仕事してもいいんだから、せっかくだから海のある街とかで仕事したいなぁ
↓
楽天トラベルでいい宿見つけた!
↓
やっぱり今の自宅でいいや
と結局振り出しに戻るという、漫画家の鎌倉病とほとんど同じ経緯をたどります。漫画家より被害が少ないのは、家を建てたりせずに宿泊だけで済む点ですね。
その意味では、やはり漫画家がかかる鎌倉病は重症化しやすい、と言えそうです。