NFTアートの流行で高額取引されはじめたドメイン
NFTとはいったい何なのか?それはナンバーワンではなくオンリーワンに価値を置き、世界に1人だけの特別なあなたがあなただと証明できる身分証のように、デジタルデータに身分証をつける技術、と言えるでしょうか。NFTによりデジタルデータに資産価値を持たせることが可能になったことは素晴らしいですね。
この技術と組み合わせたNFTアートが目の飛び出る価格で落札されました。それに伴い高額取引され始めた注目のドメインがあります。まさにドメインは時代を反映する鏡のようです。
NFT(Non-Fungible Token、非代替性トークン)アートの流行で高額取引されはじめた、人気急上昇中のドメインをご存知ですか?
世界中で知られているオークションハウス(競売会社)のクリスティーズは、NFTを取り扱った最初の国際的なオークションハウスとして、2021年3月に世界で最も有名なNFTアーティストのビープル氏(本名:マイケル・ジョセフ・ウィンクルマン)の作品「Everydays – The First 5000 Days」をオンラインセールに出品。本作は約6,935万ドル(約75億円)で落札され、現存アーティストのオークション記録第3位、オンラインでの落札価格の過去最高額を記録するなど、大きな話題となりました。
NFTアートが話題になっていることで、人気が急上昇しているドメインは「.art」なのです。
「.art」は2016年から一般登録を開始しましたが、2021年から急にドメイン売買が過熱します。以下は、2021年11月末にGet.Art(.artレジストリ)やGoDaddy、Sav.com、NameCheapで高額取引されたドメインです。
以前の投稿「デジタル資産「NFT」はドメインも高額で取引されている」では、NFT関連の「.com」ドメインが高額で取引されていることをお伝えしましたが、「.com」で取得できない文字列でも、「.art」なら取得可能なケースは多くあります。あなたの取得した「.art」も高額取引されるドメインになるかもしれませんよ。