【随時更新】最強の海外用eSIMはコレだ!海外用Wi-Fiはやめておくべきこれだけの理由
今ではスマホを持たない海外旅行など考えられませんが、iPhoneが日本で初めて発売されたのが2008年、14年以上前はスマホのない海外旅行が当たり前だったのです。帰国後の空港でガラケーの電源を入れても着信メール0件、お預かりしているメッセージはありませんと機械音で告げられたときのちょっとした寂しさが懐かしいですが、今は雲の上飛行機の中でもネットは繋げます。
時は2022年、海外旅行でのスマホ事情もまた大きく変わりました。インターリンクのちょっとオタクな社長がオタク力を遺憾なく発揮して比較検討し、最強の海外用eSIMを紹介しています。当社と関係はありませんので、客観的事実としてぜひ参考にしてみてください。
2022年、最強の海外用eSIMはコレだ!
海外用Wi-Fiはやめておくべきこれだけの理由
先日、久々に海外出張をしてきました。
前回の海外出張は2020年1月でしたので、2年9ヶ月ぶりです。さて、この2年9ヶ月の間に、実は非常に大きく変わったことがあります。
それは、
eSIMのサービスがものすごく増えて、お手軽になった
のです。
今から海外旅行に行く人は、Wi-Fi持っていかずに、eSIMにしましょう。絶対に便利です。
私はこれまで、
と書いてきました。2019年時点では便利そう、というだけだったのが確実に便利になっています。
eSIMと、一般的な海外Wi-Fiルーターとの比較表を作りました。
では、私が3社のeSIMを使ってみたので、それらを簡単に説明します。今回、値段では比較しませんでした。というのは、値段は頻繁に変わることも多いので、もし値段で選ぶということであれば、その時点でご自身で調べてもらったほうが良いと考えたからです。
①ソラコム
日本の会社なので、アプリやWebの日本語対応も万全。国別eSIMは17ヵ国しか対応していないが、アジア、ヨーロッパなどのエリアで対応しているので、よほど変わった地域に行かない限りは問題ない。南米とアフリカには対応していない。AppStoreでの評価は3つのうち最も低いが、それほど使いづらいとは思わない。アジアパシフィックというユニークなエリアSIMがあり、これは、アジア地域+日本+アメリカ+オーストラリア、ニュージーランドで使えるもので、日本人にとっては帰国してからでも使え、その点は便利としかいいようがない。
最大の特徴は、対応地域が多いこと。この3つの中で最も多い。ヨーロッパ55ヵ国、アフリカ34ヵ国対応。(国ではない自治領の島など含む、以下同じ)。5GでつながることもAiraloより多いが、速度ではAiraloより劣ることが多かった。ややアプリがわかりにくく、Airaloに劣る。
ヨーロッパは39ヵ国、アフリカは27ヵ国に対応しており、Ubigiには対応国数では劣る。Airaloの特徴は、大容量のものがあること。たとえば、アジア地域のeSIMの最大容量は、ソラコム 10GB、Ubigi 5GBなのに対して、Airaloは100GBというものがある。5Gでつながることは少なかったが、速度は概ね問題なく、アプリも使いやすい。
ということで、結論としては、
日本の会社がいい。帰国してからも使いたいなら、ソラコム
対応国数が多いSIMがいいなら、Ubigi
総合的に良いのは、Airalo
というのが私の2022年10月時点の結論です。