ドメイン更新を忘れて人気オンラインゲームがダウン
賃貸の更新を忘れて家を追い出されたことはありますか。
さすがにあまりないかと思いますが、ドメインの場合はあります。更新を忘れた運営会社はオンラインゲームサービスごと追い出されました。ドメインの有効期限が切れてから約2ヶ月後のことです。理由は、更新案内が間違ったメールアドレスに届いたので気がつかなかったそう。
賃貸の更新はもちろん、ドメインの更新にも気をつけましょう。
ドメイン更新を忘れて人気オンラインゲームがダウン
ドメイン更新を忘れて、オンラインゲームサービスがダウンしたことをご存知ですか?
2014年7月15日、ソニーオンラインエンターテイメント(現:デイブレイクゲーム)が運営するオンラインゲームサービスは、ドメイン「sonyonline.net」の更新を忘れたため、サービスが停止してしまいました。
当初、運営側はダウンの原因を「単純なDNSの問題」としていました。しかし、当オンラインゲームのファンから「ドメインの有効期限が切れているよ!」と指摘を受け、再調査したところ「sonyonline.net」は2014年5月26日に期限を迎えていることが判明。レジストラのNetwork Solutionsが措置を講じていましたが、今回のサービス停止に至りました。
なぜドメインの更新に気がつかなかったのでしょうか?
ソニーオンラインエンターテイメントのジョン・スメドレー社長は、「Network Solutionsから通知されていた更新案内は、間違ったメールアドレスに届いていて、気がつかなかった」と説明。
7月16日、同社長はツイッターで謝罪と復旧まで48時間かかることを報告しました。
参考
‘We screwed up’ sighs Sony bigwig after gaming portals collapse in DNS cock-up riddle
Sony forgets to renew domain name, takes down online gaming service SOE.com