トラブル連続!ジャージーをたった3 時間で超弾丸調査~まさかのオーロラ、衝撃のエニグマ、ガッカリのジャージー動物園~
海外旅行復活の年と言われる2024年、ここでインターリンクの好評連載「ドメイン島巡り」とは何か、改めてご紹介させてください。
今回は、ジャージー牛乳、体育の時等に着るジャージ発祥の地のジャージー(ドメインは.je)から一部を抜粋いたします。世界中のドメインに興味をもって頂けるきっかけになれば幸いです。
車好きにはたまらない機械遺産博物館とガッカリしたジャージー動物園
時間がありません。急いで向かったのはトリニティ教区にある1990 年に開館した機械遺産博物館「パロット・ヘリテージ・スティーム博物館」。
トリニティ教区で生まれ育ったリンドン・チャールズ・パロット氏が収集したジャージー島で使用されていた農作業機、蒸気機関車等を展示しています。今のフォードを築いた名車「T 型フォード」の1923 年モデルもあるようです。
パロット氏は優秀なエンジニアであり、彼の創意工夫によりジャージーの農民の生活を楽にする道具を発明したこともあって「ジャージーのドン」として地元民に愛されている人物です。入館料は8 ポンド(約1,320 円)。中に入ってみましょう。
中に入ると、なにより目を引くのは保存状態の良いクラシックカーがたくさん!
古いはしご車と樽がついている車。
今年の夏まで車検があった車もありました。また、展示品の販売や長期貸出も行っています。
機関車も展示されていました。
博物館の隣にある車の修理工場に「スカイライン」とカタカナで書かれた車がありました。 修理待ちでしょうか。
何時間でも見ていられる機械遺産博物館を離れ、ジャージー動物園に向かいます。 調査開始から、ずっと雨が降ったり止んだりです。
ジャージー動物園に到着。さまざまな絶滅危惧種を保護して自
然に還したり、希少な動物の繁殖にも取り組んでいる動物園です。1990 年にクロライオンタマリンの飼育下繁殖に成功、2022 年にもクロライオンタマリンの赤ちゃんが誕生しています。どんな動物に会えるのでしょうか。期待で胸が高鳴ります。入園料は18 ポンド(約2970 円)。
コース内にマントヒヒ、熊、タヌキのような動物の写真が展示されています。
でも、実物は見当たりません。
カエルや蛇がいるブースみたいですね。入ってみます。
青いカエルがいました。他にも蛇や亀もいました。
ブースを出ると、熊です!ようやく大きな動物に会えました。
残念ながらタイムリミットです。30 分ほどの滞在で会えたのは、熊とカエルと亀のみ。敷地は32 エーカー(東京ドーム 2.5 個分以上)の広さなので、他の動物を見つけるには時間が足りなかった可能性もあります。サモアの絶景スポットやモーリシャスの七色の大地のように、ドメイン島巡りにガッカリはつきものです。気を取り直して出発します。
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