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ドメインが原因で銃撃戦


ケンカなら オモテは出ない ネットに来い

これはインターリンクが毎年開催しているオタク川柳の過去入選句です。ネットで論破するケンカならまだ平和ですが、ドメインというネット世界のことが原因でリアルな銃撃戦に発展した驚きの例が過去にあるようです。

人知の及ばぬ32ビットの空間に、
名前がついたその日から、
見知らぬあなたと、見知らぬあなたに、
ウェブの糸がつながった
ドメインの織りなす運命を解き明かす
あらたな世界の扉が開かれる
それが、あなたの知らないドメインの.世界

ドメインが原因で銃撃戦

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ドメインを巡って、銃撃戦があったことをご存知ですか?

アイオワ州検事局によると、Snapchat、Instagram、Twitterなどのインフルエンサーである、ロッシ・ロラチオ・アダムスIIが脅迫と暴行で有罪判決を受けました。

アダムスのインターネット上の名前は「Polo」。ハッシュタグ” #DoItForState ” ( Do it for state! )を使って過激な行動やヌードの動画や写真を掲載することで、100万人以上のフォロワーを獲得していました。

アイオワ州立大学に在籍していた2015年に、「State Snaps」というソーシャルメディア会社を設立したアダムスは、会社を拡大するために「doitforstate.com」を、このドメインの所有者から購入する交渉を行います。

しかし、ドメインの所有者が何度も拒否したため、アダムスは銃で武装した従兄弟を家に送りつけました。ドメインをアダムスのGoDaddyアカウントに移転するように、脅したのです。

トラブルは大きくなり、ドメイン所有者とアダムスの従兄弟の両方が撃たれる銃撃戦に発展。
運よく両者とも生き残りましたが、2019年4月、従兄弟は20年の刑、アダムスは14年の刑を宣告されました。

ドメインも知的財産の一つであり、犯罪になってしまうこともあります。怖いですね。

■ニュース引用元(英文)
A social media influencer will serve 14 years in prison after his plot to take over a website at gunpoint backfired

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