タクシーアプリGoの車内事前決済は世界でも類を見ない便利さだが、もうひとつだけやってほしいこと
日本でUberというとフードデリバリーのUber Eatsを指しますが、アメリカの配車サービスであるUberは、弊社インターリンクがサンフランシスコでインターンシップを開始した2011年には既に生活で当たり前のものになっていて、その便利さに驚かされたものです。あれから10年以上経った日本でUBER TAXIは存在するものの、Uber Eatsほど日常的に利用している人は少ないのが現状です。
飛行機をはじめ乗り物が大好きでタクシーアプリにも長年注視してきた、ちょっとオタクなインターリンク社長が、日本でタクシー配車アプリ利用率トップのGOについて、世界でも類を見ない便利な点と、ひとつだけ改善してほしい点について提案しました。日本のタクシーアプリの未来が少し見えるかもしれません。
タクシーアプリGoの車内事前決済は世界でも類を見ない便利さだが、もうひとつだけやってほしいこと
(私の提案した機能はすでにGoの一部の端末で可能という情報がありましたが、私は確認できていません 5/12追記)
(タクシーアプリ S.RIDEでも同様の車内事前決済ができることがわかりました。他のアプリについてはわかりません。また、ちょっとわかりにくい表現を改めました 5/11 追記)
ライドシェアやタクシーアプリについて、私はこれまでいろいろとブログで発言してきています。
2018年2月には、
というエントリーを書きました。
ごくたまに国会議員さんに会うと、この話をしましたが、まったく興味を持ってもらえずにいましたが、
2020年7月3日、Uber Taxiは東京都内でサービスを開始した
のです。私のブログが影響したなんてことは絶対にないので、UBER JAPANが相当がんばって、国交省側の英断を引き出したのでしょう。
ただ、コロナで訪日観光客が少なく、あまり意味はなかったかもしれません。
さて、今日はタクシーアプリ Go の話です。
アプリでタクシーを呼ぶ場合は、行き先や支払い方法をクレジットカードなどに設定しておき、タクシーを呼ぶ
→ アプリが行き先を運転手に伝える
→ 目的地に着いたら、支払いはアプリがやってくれる
→ 乗客は降りるだけ
という流れで、極端に言えば、運転手と一言も会話を交わさなくても(外国人にとっては大きなメリットですね)、乗って、そのまま降りるということが、どのアプリでも可能です。
その中で、タクシーアプリ Go は、アプリで呼んだ時ではなく、たまたま乗ったタクシーが Go のタクシーであれば、乗車中に車内決済ができ、到着した途端、(精算は済んでいるので)そのまま下車できるのです。
これは世界的に見ても、画期的な機能だと思います。私が利用したUBERはじめ、各国独自のアプリなどでももちろんありません。バーコード決済が一番進んでいる中国ではもしかしたら、と思って中国人の友人に聞いても、こういった機能は聞いたことがないと言われました。
ということで、タクシーアプリ Go 、とても便利に使わせてもらっています。
そんなタクシーアプリ Go、ひとつだけ改善してほしいことがあります。
それは、「たまたま乗ったタクシーがGoだった場合、車内事前決済をするだけでなく、行き先を読み込む機能を作ってもらいたい」です。
たとえば、QRコードを車内のカメラで読み込んでもらえば、行き先が伝わる、というような。
運転手さんにGoogle Mapを見せるよりは、とてもスムーズになると思うのですが、どうでしょう?