オンライン開催になる前、「CES 2020」はこんな感じだった
世界最大級のテクノロジー見本市「CES 2021」が1月11日より始まりました。
CESは1967年から2020年までラスベガスで開催されていましたが、今年は初のオンライン開催。大規模イベントの中止が相次いでいますが、オンライン開催することで日本の自宅から世界の最先端技術を見られる機会でもありますね。ただ、残念ながら昨年のCES 2020よりも出展数は減ったようです。
昨年のCES 2020は世界約160ヵ国から約18万人が訪れ、約4,600社の出展企業により20,000以上の新製品・サービスが登場しました。そこで現地に足を運んだ、“インターリンクが気になったもの”をピックアップしました。オンライン開催ではなかった昨年のCES 2020、会場の雰囲気はこんな感じでした。
CES 2020
2020年、私的に目立ったのは、脳波でなにかをコントロールするものです。
たとえば、上の写真は、脳波でレーシングカーをコントロールするものです。
実際に参加者に左上の写真の女性がしているようなヘッドセットをつけて脳波を検知し、レーシングカーで競争するというアトラクションをやっていました。
脳波の強弱によってレーシングカーのスピードが変わります。
脳波の強弱だけでコントロールするのであれば、約10年前からセガトイズがマインドフレックスという脳波でボールを浮かすゲームを売っていて、こちらの方が多機能です。
もう少し複雑なコントロールに挑戦してほしいと思いました。
こちらはゴーグルをしてゲームをするもの。アーチェリーで敵を倒すゲームです。
こちらはカメラで写すと心拍やストレスがわかるというもの。精度がわかりませんが、これはきちんとしたものができれば役に立ちそうです。
そのほか目に付いたのは、服というか、身につける系も多くありました。
コンピュータが人間と一体化していくんだろうと期待させられるCES 2020でした。