トンガ火山噴火でドメインは無事、復興に向けて寄付をしました
東京五輪の開会式入場行進で上半身裸のつややかな筋肉美と民族衣装によりどの選手よりも注目を浴びたピタ・タウファトフア旗手はトンガの夏冬両方(テコンドー・ノルディックスキー)の五輪代表選手です。しかし2022年の北京冬季五輪には参加せず、母国の復興支援のために全力をかけているそうです。
そんな素晴らしい選手のいるトンガに、インターリンクはドメイン島巡りの取材のため2018年に訪れ、記事や漫画で紹介しました。
被災地の復旧・復興を心よりお祈りし、インターリンク社長が寄付をした団体先についてまとめました。
トンガ火山噴火でドメインは無事、復興に向けて寄付をしました
1000年に一度の大噴火と言われるほどの大噴火がトンガを襲ったのは1月15日でした。
トンガのドメイン「.to」は、早くから一般向けに公開されていたこともあり、当社のドメインの中でも人気のドメインの一つです。
当社では、ドメイン島めぐりというコンテンツで、ドメインを持っている島を巡っています。もちろんトンガにも行きました。こういった島のドメインの運営自体、米国の企業などが運営していることも多く、また、安定運用の観点から数箇所にサーバーを分散しているなど、島のインフラに事故があったとしても問題なく運営されるようになっています。
そういう意味では、ドメインに影響はないだろうとは思っていましたが、注意深く見守っていました。
1ヶ月が経過し、今は、問題なかった、と自信を持って言える段階になりました。
さて、トンガに寄付をしたいと思って、Yahoo!募金を見てみました。
トンガで検索すると6団体出てきます。
直近1週間の寄付額多い順に並んでいます。
日本財団やYahoo!の直近1週間の寄付額が多いのは、当然ですね。ユニセフが下位なのは、トンガだけではなく、自然災害緊急募金だからだと思います。
そして、気になったのは総寄付額です。
NPOピースウィンズジャパンが3400万円、アジアパシフィックアライアンスという一般社団法人が1900万円とすごく多くなっていて、日本財団よりも総寄付額が多いのです。
両団体には申し訳ないのですが、両団体ともに、私は聞いたことないものでした。もしかしたら、その方面では有名かもしれませんが、知名度のさほど高くない団体が、日本財団やYahoo!をさしおいて、こんなに集めるってすごいと思ったわけです。
なにか理由があるのでは、と探したところ、寄付受付開始日がその原因ではないかと思いました。
大きな団体は、寄付開始日が遅くなり、それより前に寄付を開始した団体は、金額を集めやすい、という傾向がありそうです。
さて、私が中学生の頃です。赤い羽根募金について社会科の先生から、「赤い羽根をつくるのにお金がかかるから、100円募金しても寄付先には100円届かないんだよ」という話を聞き、それ以来、何%くらいが寄付先に届くか、というのを気にするようになりました。
この6団体の記載内容を見る限り、全額もしくは全て、と記載があったのは下記2団体でした。
いろいろ考えた結果、一番身近な存在であり、かつ、このような社会的意義のあるプラットフォームを提供していることに敬意を表する意味でYahoo!に寄付しました。