まだやってる?ヴァージン諸島のタックスヘイブン事情に迫る
インボイス制度も迫り税金地獄と言われる昨今ですが、以前話題になったタックスヘイブンを覚えていますか?そこは本当に税金天国なのか?そもそもタックスヘイブンはヘブン(天国)ではなくヘイブン(回避地)です。
2018年、インターリンクのドメイン島巡り探検隊はタックスヘイブンの地として有名なイギリス領ヴァージン諸島へ実際に行き、その実態をレポートしました。
まだやってる?ヴァージン諸島のタックスヘイブン事情に迫る
この写真は、一体なんでしょう?答えは、のちほど。
ドメイン島巡り第4回は、タックスヘイブンとして有名な島のひとつ、イギリス領ヴァージン諸島に行ってきました。世界中から様々な企業に利用されたこの島は、島全体が裕福で富裕層も多いはずなので、あわよくば我々もタックスヘイブンしてしまうことが目的です。
そもそもタックスヘイブンとは、課税が完全に免除される、または著しく軽減される国や地域のことで、「租税回避地」とも言われます。
“そんなことが実際にできるなんて、まさに天国!”となるので、「Tax Heaven」と思いがちですが、タックスヘイブンのスペルは「Tax Haven」(税の回避地)が正解です。
ヴァージン諸島は、カリブ海の西インド諸島にある約160の火山性の島と岩礁で形成されています。
西半分(約50の島)がアメリカ領、東半分(約60の島)がイギリス領なのに、通貨は全て米ドルなのです。
空港には無料の不動産冊子が置いてありました。
なんと、約1億4000万円もするラグジュアリーなビラも紹介されています。
他の物件も1億円以上のものばかり!
さすがタックスヘイブンの島。大富豪しか住んでいないのでしょう。大富豪やタックスヘイブン関係者から詳しい話を聞くため、ダウンタウンへ出発。
空港からの道はかなり凸凹で、車の中で体が飛び跳ねます。
車に揺られて約30分。ダウンタウンのはずれにあるTORTOLA PIER PARKに到着しました。
Tortola Parkは、お土産屋さんやツアー会社などが入った、小さなショッピングモールと言った感じ。
トイレが…びっくりするほど綺麗。便器は日本が誇るTOTO製。ここに住めそうです。
◆ダウンタウンで見かけたボロボロの中古車!?
胸の高鳴りを抑えつつ、タックスヘイブンの島のダウンタウン中心部へ!