トランプ銃撃事件をAIが覚えるのに約2日かかったようだ
トランプ元大統領が2024年7月13日(米国時間)、ペンシルベニア州での選挙演説中に銃撃されて耳を負傷した事件は、その衝撃的な映像と共に瞬く間に世界中へと拡散されました。ペンシルベニアから東京へは飛行機で最短約15時間かかります。現場にいた人がもし口伝えで日本にいる人に教えたとしても1日かからないかもしれません。では、AIはどうでしょう?AIがこのような世界に衝撃を与える事件を把握するのには、いったいどれくらい時間がかかるのでしょうか?
インターリンクの社長ブログから紹介いたします。
トランプ銃撃事件をAIが覚えるのに約2日かかったようだ
ちょうどChatGPTの記事を書いた14日の朝7時過ぎ、トランプ元大統領銃撃事件が発生しました。
ChatGPTがどのくらい新しいニュースを覚えるのかと思い、まずは24時間以上経過した15日朝9時にChatGPTに問いかけました。
私:トランプ元大統領は狙撃されましたか?
AI:トランプ元大統領が狙撃されたという報道はありません。もしこのような重大な事件が発生した場合、ニュースや公式発表で大きく取り上げられるはずです。現在のところ、そのような事件があったという信頼できる情報は存在しません。
約1日半経過した15日18:43には、
AI:いいえ、ドナルド・トランプ元大統領が狙撃されたという事実はありません。最近の報道や噂の中には、FBIが彼を狙ったという主張や誤解がありますが、これらは誤りであり、実際にはそのような事件は起こっていません (AFP Fact Check) (PolitiFact)。
2日半経過した16日19:25にやっと事実を認識していました。出先でしたのでiPhoneのChatGPTを使っています。
1日半では認識せず、2日半で認識していた、ということになります。
今日の昼間は忙しくてチェックできなかったのが心残りです。もう少し細かくチェックしておけばよかったです。
ただ、これだけでも言えることとしては、ChatGPTがニュースを覚えるのには、1日以上かかり、2日くらいで覚えるようだ、ということは言えそうです。