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イーバンク銀行口座を18年間使わずにいたら休眠になっていて復活させたら楽天銀行になった話

あなたはもう忘れたかしら?富士、さくら、という日本らしく美しい名の銀行があったことを。これらの銀行は平成の時代、いくつもの合併を繰り返し、富士銀行はみずほ銀行へ、さくら銀行は三井住友銀行へ、どちらも現在の三大メガバンクとして生まれ変わりました。
今回はインターリンク社長が楽天銀行に口座を作ろうとしたところ、すでに口座を持っていることが発覚「イーバンク、オマエだったのか・・・」と、18年ぶりに旧イーバンク銀行と再会し、すでに休眠になっていた口座の復活にかなり手間がかかったお話です。復活後、18年前の預金残高も判明しました。

イーバンク銀行口座を18年間使わずにいたら休眠になっていて復活させたら楽天銀行になった話

ふと思い立って、楽天銀行口座を作ろうと思い、オンラインで申込をし、最後のクリックをしたら、

「お客様はすでに口座をお持ちです」

というようなメッセージが出て、ありえない、楽天銀行は作ってないはずなのに、と思ったのですが………

あ、そういえば、検索したときに、

そうなんです、旧イーバンク銀行だったのです。

はるか昔、口座だけ作った記憶がかすかにありました。

しかし、ログインID、パスワード、全部わかりません。

Webをいろいろ見てたら、「ユーザーID、ログインパスワードのわからない場合 電話不要!」という所があったので、それをクリックして、姓名、住所、電話番号、生年月日を入れてみます。

これで簡単にログインパスワード再設定、パスワード再設定に進めるはずと思ってやりますが、できません。

このとき、気になった点は2つあって、

番地を半角で入れるか、全角で入れるか?

電話番号の市外局番を入力するものだったので、市外局番が当時いくつだったか?ということです。

埼玉県所沢市は、市外局番が2回変わっています。

0429 → 042 → 04(現在)

これは全国的にも珍しく、Wikipedia 日本における市外局番の変更にも、「岡山県赤磐市や埼玉県所沢市の様に、5・6年足らずで2回も変更されたところもあった」と記載されているほどです。

さて、番地は全角か半角かの2通りです。

市外局番は上記のように3通りです。

全部で6通りを試せばいいので、順番にやっていたところ、

「規定回数以上間違えたので、ロックしました」という趣旨の表示が出て、これ以上できなくなりました。

なんだ、結局電話しなくちゃならないのか、と電話したところ、

「お客様は2002年に口座を作られてから、使われていないため、休眠口座になっています。まず、休眠口座を復活させる手続きをして、その後、パスワード等の再発行となります」

とのことでした。つまり、元々、電話しなければ復活させられない状況だったのです。

18年も前だったのか!?

休眠になるってことがあるんだ!?

とビックリしました。

楽天銀行から封書が来て、免許証コピーを返送し、約一週間ほどで口座情報が届きました。

さて、18年前にいくら口座に入れたのかな?とわくわくしながらログインしてみると、

ということで500円でした。

たしか、この500円も、新規口座開設キャンペーンかなにかでいただいたものだと思います。

2000年頃の熱気を思い出しました。

これからインターネットですごいことが起きる!自分たちがそこで何かやってやろう!

そんな空気があふれていました。

ネット専業銀行、今ではもう三菱UFJ銀行ですら紙の通帳をなくしていってますが、紙の通帳がない、リアルの支店がないというのは、当時は超革新的な試みでした。

ITバブル時代をなつかしく思い出すとともに、私も初心を忘れずに日々励もうと思います。