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マルタ島なのにマルチーズがいないなんて本当?

自粛生活でペットを飼う人が急増しているそうですね。
それぞれの魅力がありますが、皆様は犬派ですか?猫派ですか?
擬人化した犬と猫が私の前に跪き手を差し伸べてきたらどちらの手を取るだろうか?この妄想で眠れなくなるほど悩むインターリンクのちょっとオタクなOL里子が、今回はマルチーズ発祥の地マルタ島のレポをご紹介します。

地中海のほぼ中央に位置するマルタ島は、マルチーズ発祥の地。
マルチーズ天国を想像しながらマルチーズの故郷に行ってみたら、人口約40万人を大きく上回る約70万匹の猫が暮らす猫島でした。

◆猫の村!?キャットビレッジに行ってみた

マルタ共和国原産の小型犬はマルチーズだというのに、マルタは猫が多く、猫島として有名です。猫を目当てに来る観光客もいます。マルタの地図上には、「キャットビレッジ」という地名まであります。マルタ島は犬より猫なのか?マルチーズの情報が何もないので、まずはキャットビレッジに行ってみました。

キャットビレッジの看板。猫の村ということは、たくさんの猫に囲まれて猫まみれになれるのでしょうか。たまりませんね。

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猫ちゃんがオードバイの座椅子に乗ってお出迎え。

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ぬいぐるみがたくさん置いてあり、メルヘンチックです。しかし村といえるほど猫は見当たりません・・・。もしかしたら、みんなちょっと出かけていたのかもしれませんね。

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猫より人の方が多いようです。

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やっと見つけました!やっぱり可愛い☆ご飯をあげる人に紛れて、我々も日本で爆発的人気のあの猫用オヤツをあげてみました。

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「おいしいにゃ」

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「おいしそうだにゃ」

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「ずるいにゃ」

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猫の数が少なく村と呼べるのか疑問に思いましたが、キャットビレッジは、シェルターとして機能していて、お金や食べ物を募る看板がありました。

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マルタ島は人口を大きく上回る猫約70万匹が暮らしていて、いろいろな場所で目にします。猫好きなら一度は来てみたい島ですよ。

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◆マルタの人に聞きました「どの犬が好き?」

マルチーズの有力情報を知っているか、現地で犬を飼っている方達に尋ねてみました。また、現在のマルタ島におけるマルチーズの地位を知るため、トイプードル、マルチーズ、秋田犬、レトリバーの写真を見せてどの犬が好きかアンケートをとることにしました。

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アンケートに協力してくれた現地の方達。わんこの表情に注目!

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釣りを楽しんでいたご家族。ちょっとわかりづらいですが、真剣な眼差しでアンケートに挑む右から2番目の男の子のTシャツには「TOKYO」の文字が。

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凛々しいシェパード。犬好きの皆さんが集まっておしゃべりをしていました。

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釣りを邪魔されてちょっと不機嫌?(ごめんなさい)

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アンケート結果はこちら。マルチーズではなく、まさかの大型犬が人気・・・。日本の秋田犬とゴールデンレトリバーが同点1位でした。世界で活躍するザギトワ選手の影響なのでしょうか。日本人としては嬉しいですね。それともマルタ島ではマルチーズより珍しいから?しかしマルチーズを飼っている情報は得られませんでした。

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次にペットショップならばマルチーズがいるのではないかと、ホテルの女性スタッフに尋ねたところ、犬の餌を売っているところはあるが、犬自体は売っていないと言われました。マルタのペットショップは、動物の里親を探したり、ケアをする場所のようです。MSPCAというペットショップを見つけましたが毎週水曜日しかやっていません。しかも、マルチーズのブリーダーはマルタにいないという悲しい事実も教えてもらいました。

◆マルチーズはどこに?

翌日、犬の朝の散歩時間を狙ってバスで移動し再調査しましたがマルチーズはなかなか見つけられません。散歩しているのは他の犬ばかり。

「どこから来たわん?」

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「風が気持ちいいわん」

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「疲れたわん、、、。」

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そして5時間ほど歩き、マルタにマルチーズはいないのか、と諦めかけたとき、窓ごしに白い小型犬が見えるではありませんか!!!

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ちょうどお散歩に出てきてくれました。上品なマダムに飼われているマルチーズ。

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名前はマックス。

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残念ながらセルビア産まれでマルタ島原産ではないそうです。

結局1匹しか出会えなかったマルチーズ。現在マルタ島でマルチーズを飼っている人は少ないようです。

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