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~ChatGPT Vs 学生が作ったAIシステム~第46回日本アカデミー賞予想対決、ChatGPTは予想を回避、学生が作ったAIシステムは「ある男」が最優秀賞作品と予想!

インターリンクは2020年より、シリコンバレーインターンシップで学生が制作したAIシステムで日本アカデミー賞の最優秀賞作品を予想しています。今までの予想結果は、第43回(2020年)はずれ、第44回(2021年)予想的中、第45回(2022年)はずれ。今のところ1勝2敗です。そして今年も第46回を予想しました。今回は、OpenAIが開発した自然言語処理で回答を行なうAIチャットサービス「ChatGPT」と予想対決しています。学生が制作したAIシステムは予想を的中させることはできるのでしょうか?
そして、ChatGPTが予想した作品は?3月10日(金)の発表が楽しみです。

~ChatGPT Vs 学生が作ったAIシステム~第46回日本アカデミー賞予想対決、ChatGPTは予想を回避、学生が作ったAIシステムは「ある男」が最優秀賞作品と予想!

上級者向け(使う人のあまりいない)の特殊な(微妙な)サービスを提供する、インターネットサービスプロバイダーの株式会社インターリンク(東京都豊島区、代表取締役:横山正)は、同社のインターンシップにおいて学生が制作したAI(人工知能)システムとChatGPTで第46回日本アカデミー賞を予想した結果、学生が制作したAIシステムが予想した最優秀賞作品は「ある男」(石川慶監督)となり、ChatGPTは予想を回避したことを発表いたします。

2019年8月に開催した「シリコンバレーインターンシップ」では、第43回日本アカデミー賞の最優秀賞作品を予想するAIシステムの構築に挑戦。参加した学生4名は、他映画賞や作品レビュー等のデータを基にシミュレーションを繰り返して、最優秀賞作品を「蜜蜂と遠雷」(石川慶監督)が獲得する予想結果を導き出しましたが、最優秀賞作品には「新聞記者」が選ばれ、予想を外す結果となりました。しかし、第44回日本アカデミー賞で予想した「ミッドナイトスワン」は最優秀賞を受賞。予想を的中することができました。今回は4回目の予想となります。

このAIシステムは、ロジスティック回帰、線形判別分析、サポートベクターマシン、ニューラルネットワーク、決定木分析、以上5つのデータマイニング手法をハイブリッドしたものです。
学生が制作したAI予想システムが算出した各作品のスコアは、
1位「ある男」(石川慶監督)0.22040709163588124、
2位「月の満ち欠け」(廣木隆一監督)0.20410477731435012、
3位「流浪の月」(李相日監督)0.19396993390240744、
4位「シン・ウルトラマン」(樋口真嗣監督)0.1925038553107051、
5位「ハケンアニメ!」(吉野耕平監督)0.189014341836656、

以上となりました。
そして今回は、OpenAI社が2022年11月に公開した人工知能チャットボットChatGPTにも第46回日本アカデミー賞の最優秀賞作品予想を聞いたところ、「2021年までの知識しか持っていないので、予想することはできない」との回答でした。

学生が制作したAIシステムについて、インターリンク代表取締役の横山は、「抽出した基本情報となる監督、配給元、出演者のデータは、過去の映画賞受賞歴やノミネート等の映画界における実績によってスコアに加点されます。ここで培われた技術を用いて、メールサポートのAI化に一歩近づけると考えています。」とコメントしています。


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